メディアとコワーキングについて考えよう。

※写真 中日新聞佐藤記者

昨日のジェリーは中日新聞の佐藤記者を交えて「メディアとコワーキング」というテーマで開催しました。というか、そのつもりだったんですが、あんまり佐藤さんがすんなり場に溶け込むものですから、ほとんど取材になってしまったというのが真相です。今回が初めてのジェリーという方も多かったので、自然、コワーキングとはという話になり、そのまま質疑に応えるという流れで進みました。

面白かったのは、もう2年以上も前からコワーキングのようなことを大阪でやっておられた方もおいでになり、コワーキングという言葉をつい一週間前に知ったというお話。ま、人間誰しも考えること、というか求めることは同じで、それをコワーキングというかなんというかの違いだけでしょうね。もちろん、ここでいうコワーキングとは地域コミュニティに根ざすスタイルのワークスタイルですが。

さて、その「メディア」ですが、こうしたワーキングスタイルといった形の判然としない新しいムーブメントを話題として取り上げる時に、やはり「成功事例」とか「目覚ましい成果」といったものを求めがちというのは、そこに時間的、スペース的余裕はないために当然といえば当然ですね。

しかし、メディアによってはその切り口が違うのもまた事実のようで、そうであるならば不断に情報を発信して続けていくことが、主催運営するこちらとしては大事なのだということに思いが至った次第で。

それと、既存のメディア以外に、我々なりのメディアを持っておくことも必要かもしれません。ま、それがウェブということでしょうが、意外と紙媒体が役に立つかもという感覚も持っています。実は、昨年12月のコワーキング・フォーラムの際に制作したパンフレットが、手に取って見られるツールとして意外に重宝しているので、コワーキング全体の実情を伝える紙媒体は、ウェブと並列的に役に立つ気がしています。あくまで、「気が」してるだけですが。

なお、参加された中に地元ラジオ局に関係のある方がおられたのは驚きでした。で、抜かりなく「コワーキングについてラジオでしゃべらせて」とお願いしておいたのは言うまでもありませんが、これもまた、メディアへの接近です。もちろん、それが実現した際には、手短に話しをまとめる覚悟はできています。3時間も時間いただけませんでしょうからね。(当たり前でしょ)

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About itotomio

カフーツ主宰の伊藤です。日本にコワーキングが根付くことを目指しています。