「うけとり、かみくだき、つたえる　WEBディレクターはじめて講座」を開催しました。

今の仕事の領域を少し広げることを目的に、今年からカフーツでは「プラスワン・スクール（略して、プラワン）」と銘打ってるさまざまなテーマでセミナーを開催して参ります。その第一弾として、さる土曜日に「うけとり、かみくだき、つたえる　WEBディレクターはじめて講座」を開催致しました。セミナーにご参加いただきました皆さん、有難うございました。

一言でディレクションといっても、多様なスタイルがあると思いますが、プロジェクトチームで仕事をする上で、この手腕次第で仕事がうまく運ぶかそうでないか、雲泥の差が出るのは皆さんよくご存知のところ。それを実践の場から、ノウハウだけではなくマインドの部分も含めて講義いただきました。

なお、このプラワンでは、ただ座して聴講するだけではなくて、可能な限り受講者の皆さんにも発言の機会を設けています。そうして、参加者全員が情報や知見、あるいはノウハウを共有することも意図しています。

その中で受講者からの、「デザインの依頼の時、その商品が持つストーリーを聞かせてもらえれば、より具体的にどういう仕事をすればいいのか判る」というご意見には大いに頷かされました。ただ「こうやれ」ではなくて、「これはこういう人が、こういう時に、こういう風に使ってもらえば、こういう効果があって、とてもハッピーになる、ということを意図して開発、販売されているんだよ」というストーリーを共有することは、ウェブでコンテンツを表現することを生業とするすべての者にとって非常に大切なプロセスかと思います。

ディレクションという仕事は、あらゆる能力が求められるハードな仕事ですが、それだけに達成感は大きいですね。コワーキングにおいても非常に重要な人材かと思います。今後、多くのディレクターが現れることを期待しています。