カフーツで、これやってみませんか?

カフーツは、主にフリーランスのウェブワーカーに共用のワークスペースとミーティングルームを提供する。

けれども、ただ作業をするだけなら、ホームオフィスやカフェと変わらない。それに加えて、いやそれ以上に、お互いに仕事に役立つ情報を共有したり、仕事をこなすための協業仲間と知り合ったりすることをサポートする。要するに、コミュニケーションを図る場でもあるのが、本来のCoWorking(=協働)。場所じゃなくて「人」が肝心。

で、その人と人とを繋げるのに最も有効なのはいったい何だ?あ、それはやはり仕事なのだ、ということに今日思い至ったわけで。(今頃?)

メンバーの自由に任せて(もちろんルールはあるにせよ)、思い思いのスタイルで利用してもらえればイイのだけれども、時にはメンバーの持っている才能が活かせる何かネタというか、企画というか、ちょっと大げさに言うと創造するに値する(もちろん、ビジネスにつながるという意味でも)テーマを掲げて、「よし、それいただき!」という人たちでチームを編成しカタチにする、そういう仕組みが必要かもしれない。

と、毎月定例で海外の最新ウェブサービスを紹介するセミナーを企画中に、そもそもカフーツの役割って何だと話し込んでて、そんな話になった。ついさっき。

というか、数年前にも、「誰かこんなん、せぇへんかなぁ」とよくブログで書いてたっけ。でも、「誰かやりませんか?」では、話はそこまで。そうじゃなくて、「カフーツで、これやってみませんか?」とボールを投げる。それもアンタの役目じゃないの?と、諭された。なるほど、有難う、Nくん。見えてきたよ。

仕事を自ら作る、いやカフーツが仕事をプロデュースするとでも言えばイイのか。ま、ついこの間産声を上げたばっかりの小さな存在だから、あまり風呂敷を広げても笑われるけれども、一応その気はあるってことだけは表明しておこう。

ところで、その定例セミナーはホントにやります。「Twitterの次は●●●、そのときあなたはどうする?」みたいなのもアリで。また告知しますので、その節はよろしくです。

avatar

About itotomio

カフーツ主宰の伊藤です。日本にコワーキングが根付くことを目指しています。