スミマセン、バタバタしている内に一週間経ってしまいました。遅ればせながら、先週のコワ研Vol.1のご報告を。
コワ研とは、コワーキングやノマドを踏まえつつ、それに限らないこれからの働き方についてディスカッションしようというイベントです。詳しくはこちらを。
初回、参加いただいたのは、ウェブ制作開発・運用系が3名、翻訳業がおひとり、会計業務で転職準備中がおひとりの計5名の方々。うち、3名は今回初めてお目にかかる方々であり、中には京都や大阪からもお越しいただいた方もいて、誠に感謝に堪えません。有難うございました。
で、まずボクの方から、参加者にコワーキングに求めるものとしては?と問うたところ
・自分に何が出来るかを確認したい
・他者との繋がりを作り、それを実感したい
・お互いが教え合う学びの場
・仕事も出来ておしゃべるも出来るカフェ的空間
・・・等々とお答えが帰ってきました。
このカフェ的(あるいはサロン的)空間というのは、ボクもしっくりくるところ。デスクにしがみついてガシガシ仕事するだけではなくて、アイデアやヒントを得るのにちょっとリラックスしてお茶でも飲みながら会話するという場、それがコワーキングの重要な役割と思います。そういえば、先だってのFacebookでのアンケート結果を見ても、情報共有の場として利用したいという回答が最も多かったですし。
どうも海外での先行事例がアタマに焼き付いていたせいで、まずは仕事するところというイメージがあったのですが、考えてみればホームオフィスやクライアント先や、それこそカフェや、場合によっては勤め先がある場合など、仕事する「場所」自体には実はそう困ってもいないわけで、むしろ欲しいのは仲間であり、コミュニティであり、そこでやりとりされるコミュニケーションであるのは間違いなさそうなので、ここへ来てワークスペースという「場」自体はコミュニティを補完するユーティリティ的意味合いが濃くなる気がしています。
それと「学びの場」については、もちろん仲間との情報共有の意味も込められていますが、それ以外にきちんと通期にカリキュラムを編成してメンバーが講義を開いたり受講したり出来る仕組みが、できれば継続的に提供されていると更にいいなと。これも、以前からずっと考えているところで、フリーの立場でいる人だからこそ持ち得る情報というのはかなり実務(実用)的であろうと思われるので、是非プロがプロに学ぶというシステムを作りたいと思います。
などと夢は膨らんできたものの、しかし、当面の課題は、「いつ誰がカフーツにいるのか判らないのではコミュニケーションを図りようがないし、そもそも誰がメンバーかも判らんよ、キミ」という、極めてシンプルかつ当たり前な話。
一時、ネット上で「カフーツに在席中は誰それ」と表示することもマジに検討したのですが、それはそれでまた別の問題を引き起こす可能性があって取りやめました。
で、最初の段階でどこかで一堂に会する機会を設けるのが、互いの存在を知る(たとえ顔見知り程度でも)には手っ取り早いという話になったわけで。できればそれを定例化する、ついでに、カフーツの存在意義や利用形態なんかも併せてプレゼンすれば、理解してもらいやすいはずと思うに至りました。今頃になって。。遅いですが。。
ということで、主に神戸(兵庫)で活動するひとりカンパニー(フリーランサー)を対象に、早速、下記のイベントの企画を始めています。
1)自己PR(プレゼン)大会
「こんな仕事しています、これが得意です」など、フリーランサーが互いに自己紹介し、同時に、「こんな仕事一緒にしませんか」と仕事仲間を見つける。
2)よろず相談会
今、取り組んでいる仕事の問題点をはじめ、ひとりカンパニーで仕事していく上でのさまざまな悩みや課題について皆で解決のヒントを提案する。
3)合評会
「こういうの作ってみました。どないでっしゃろ?」とプレゼンして、メンバーから第三者の目で見た率直な意見を聞く。
いずれも、日本中のそこかしこで開催されているお馴染みの内容かと思いますが、それをカフーツをベースキャンプにして開催し、この地域のひとりカンパニー同士が自由に繋がり、仕事しやすい環境を作るのに役立ててもらえるようにしたいと思います。
そしてこれは、そうしたひとりカンパニーが連帯する仕組み(組織)作りのきっかけにしたいと考えています。この件はまた改めて書きます。
で、次回のコワ研の前(22日13時から)にこの件についてカフーツでミーティングすることになりました。「手伝ってやろうか」という方は是非 info@cahootz.jp までご連絡下さい。
※次回のコワ研は1月22日(土)15時からです。
今後もイベント企画の進捗は、このブログにアップします。よろしくです!
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